• ホーム
  • 性器カンジダ症は「カーネステンクリーム」で早く治す!

性器カンジダ症は「カーネステンクリーム」で早く治す!

2019年09月24日
病原体

主に女性に発症する性器カンジダ症は、免疫機能が維持されていれば自然に症状が治まることもあります。しかし外陰部の炎症がひどかったり、ヨーグルト状のおりものなどの量が多く排出されているときには、自然治癒を望むのは困難といわざるをえません。少なくともかゆみや発赤・おりものなどの症状が観察されている状況では早く治すためには、積極的に治療に取り組む必要があると言えます。
そもそもカンジダは水虫などのカビと同じ種類に属する微生物です。つまり水虫などと同じ真菌のカテゴリーに属しているので、効果的な治療は抗真菌薬を使用することで可能になります。性器カンジダ症を早く治すためによく使用されている抗真菌薬は、カーネステンクリームです。クリームが名称に付されていることからも窺えるように、カーネステンクリームは外陰部や膣などの病変部位に塗布する抗真菌薬を含む外用薬になります。カーネステンクリームは有効成分にクロトリマゾールを配合しています。クロトリマゾールは、水虫やカンジダなどの原因菌である真菌類の細胞の代謝を阻害する作用をもっているので殺菌作用を発揮します。患部に直接塗布することで殺菌作用をもたらし炎症を沈静化させる効果を期待できるわけです。カーネステンクリームの有効成分クロトリマゾールは安全性が高く副作用も少ないと評価されています。ただ副作用のリスクは少ないとは言え、塗布後に局部の刺激感や発赤や皮膚がただれたり、盛り上げる発疹などが出る場合があります。このようなカーネステンクリームに対するアレルギー症状が見られる方では使用を控えるべきです。
カーネステンクリームを効果的に使用して性器カンジダ症を沈静化するには、使い方を間違えないことがポイントになります。まず塗布前には患部を清潔にし、水分を適度にふき取ってください。使用回数は1日あたり2-3回程度、患部とその周辺にすり込むように塗布します。肉眼で観察できる範囲だけではなく、周辺にも増殖している可能性があるからです。そして試用期間は漫然と利用することなく集中的に使用することに注意します。標準的な治療期間は6日間にわたり継続使用することが前提になっています。もっとも局所の症状の程度によっては異なります。膣カンジダ症が慢性化してしまったり、口腔や消化管など全身に症状が出現している場合は外用薬のみでは対応できないので、内服薬タイプの抗真菌薬の使用が必要になってくる状況も考えられます。