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「ジスロマック」でクラミジアを撃退しよう

2019年09月30日
患者と話している医者

性病のなかでも患者数が最多に上るのがクラミジアですが、心当たりがあれば速やかに治療に臨む必要があります。ただしクラミジアの特徴として特有の自覚症状に乏しく、なかなか病気を自覚するのが困難な側面があるわけです。男性の場合は排尿時の不快感や掻痒感などの、尿道炎症状で発見することが多いようです。病状が進行すると、膿状の物質が排出されるなどの尿道炎症状などもあるようですが、いずれも症状の程度は軽い場合が多いようです。
これに対して女性ではおりものの増加が主な症状で外陰部のかゆみや、時には下腹部の痛みや不正出欠などもまれにあります。しかし女性では無症状で経過する場合も珍しくありません。女性では無症状が珍しくないことに加えて、おりものの増加や不正出欠などは生理サイクルの乱れによっても引き起こされるものであり、クラミジア特有の症状と言うわけでもありません。
従って男性女性に関係なく、性生活をもっている限りは性器やその周辺の異変や違和感には敏感になり、クラミジアなどの性感染症のリスクに備えることが必要です。クラミジアはたとえ無症状であっとしても感染部位が子宮やその付属器官などに波及すれば、将来的には不妊症や子宮外妊娠のリスクが高まります。そのため的確に治療することが必要な点で、他の性感染症と同様です。
現在クラミジアの治療における第一選択薬になっているのが、マクロライド系の抗生物質ジスロマックになります。マクロライド系の抗生物質ジスロマックは、有効成分にアジスロマイシン水和物を配合しています。細菌は増殖のためにたんぱく質の合成が必須になりますが、ジスロマックの有効成分には細菌のたんぱく質の合成を阻害する作用があるので、抗菌殺菌作用を発揮します。ジスロマックが優れているのは殺菌効果を発揮する種類が豊富なことが大きなメリットですが、それだけでなく治療の負担を大きく軽減する点も指摘することができます。従来の治療薬は1日2-3回ほど服用を行う必要があり、場合によっては飲み忘れてしまうことがありました。これに引き換えジスロマックの場合は一回服用することだけで治療は完遂することになるので、一定期間薬の内服する手間を省けることができます。ジスロマックを服用すると7‐10日間ほど効果が持続し、体内で殺菌作用を発揮しています。概ね一ヶ月程度の期間を経過すれば体内のクラミジアを根絶することが可能とされています。